ハッチョウトンボの縄張り

ハッチョウトンボに会いに湿原へ行ってきました。

ハッチョウトンボにもテリトリー（縄張り）があるらしい。オスは産卵にいい場所を確保するのに必死だ。他のオスが近づくと攻撃して相手を追い出す。ペアを組んでいても、メスを奪おうと執拗に近づいてくる。子孫を残すことに必死なのだ。

 

この写真のオス（赤）はこの写真の数秒後に他のオスとバトルを展開することとなる。

キイトトンボ。不思議なことにイトトンボにはテリトリーがないらしい。あちらこちらを彷徨っている。イトトンボがハッチョウトンボのテリトリーに入ってもハッチョウトンボはイトトンボを攻撃したりはしない。ハッチョウトンボのオスのみに攻撃するようだ。

どこにいるのか分かりにくいかもしれませんが、ペアのキイトトンボがいます。このペアはこの写真の数秒後にカエルの攻撃をうけますが、なんとか逃れました。

最後に独身のエゾイトトンボ。

 

撮影日：2010年8月2日

タグ：ハッチョウトンボ　キイトトンボ

コメント 2

トンボの世界も人間と共通するようで面白いですね、
珍しいカラフルなトンボが飛んでいるのですね
時を忘れゆっくり観察して歩くのも楽しそう、
でも最近どこの山に行ってもひどく虫に食われ山が怖くなりました。
牛肉と同じ腐りかけの肉がおいしいのか(笑)
by ももこ (2010-08-02 20:55) 

ももこさん、ありがとうございます。
観察していると時間がたつのを忘れてしまいます。トンボも厳しい競争の中で生きているのだと感じました。
トンボの写真を撮っていて、服の上から太ももを虫に刺されてしまいました。よほど飢えていたのでしょうね（笑）。
by たっち (2010-08-02 23:04)