古寺鉱泉~鳥原山~大朝日岳(下) [大朝日岳]
小朝日岳を過ぎると多くの人とすれ違いました。大朝日小屋泊で下山の方と古寺鉱泉(古寺山経由)からの登山の方です。紅葉と大朝日岳です。
このあたりは紅葉真っ盛りです。
銀玉水(ぎんぎょくすい)に到着。ここの水はおいしい(3番目においしい水と評価している)。
この坂を登れば大朝日小屋に着きます。
大朝日小屋に到着。昨日は80名ぐらいの泊まり客だったと管理人さんから聞きました。
10:50、大朝日岳山頂へ到着。四方の山々もはっきりと見ることができました。
中岳、そして竜門山、以東岳です。
西朝日岳です。
にせピーク、そして朝日鉱泉方面。
月山(右)や鳥海山(左奥)も見えます。
平岩山、祝瓶山、そして雲の上に飯豊連峰が見えます。
20分ほど山頂で写真を撮り、大朝日小屋で休憩し、昼食にしました。
なごりおしいが、下山します。紅葉した小朝日岳です。
古寺山から振り返る。
今回出会えた花です。ミヤマトリカブト
15:09に古寺鉱泉の駐車場に到着。今回は鳥原山を経由してのミニ周回でしたが、古寺山経由往復よりも約36分余分に秋の山を楽しむことができました。
撮影日:2012年10月8日
古寺鉱泉~鳥原山~大朝日岳(上) [大朝日岳]
古寺鉱泉から鳥原山を経由して小朝日岳に登り、そこから大朝日岳に日帰りで行ってきました。帰りは古寺山経由で下山です。
2012年10月8日(月) 天候:快晴
古寺鉱泉4:24--------畑場峰5:38--------田代清水6:00-------鳥原小屋分岐6:49------鳥原山(展望台)7:32------小朝日岳8:51--------銀玉水9:56-------大朝日小屋10:30-------大朝日岳山頂10:50/11:10---------大朝日小屋(昼食)11:18/11:40--------銀玉水12:02-------巻道分岐12:39--------古寺山13:20/13:30-------ハナヌキ分岐14:07--------一服清水14:12/14:20---------古寺鉱泉15:09
鳥原山は初めてなので、古寺山コースよりは30分よけいにかかるものと、いつもより30分早く行動しました。連休とあって、駐車場はすでに満車状態(おそらく昨日の泊まりの方の車もあるのでしょう)。まだオリオン座が夜空に見えました。ヘッドライトをつけて4:24に出発。朝日鉱泉の橋を渡らずにまっすぐ行けばいいというのは知っていたのですが、そこから先は未知の領域。下の写真は帰りに撮ったものです。
いきなり急な坂になったのですが、中ツル尾根の中腹を登るつもりで、30分ほどもくもくと登りました。50分経過してようやく周囲が明るくなり、ヘッドライトが不要となりました。林の中で見晴らしはよくないのですが、一本道です。
5:38、ブナ峠の文字が刻まれた木柱が横になっているのを見つけました。
登り始めて1時間半で田代清水に到着。水の補給は必要なかったのですが、清水を見てみると水は流れていませんでした。このあたりから小朝日岳が見え、朝陽にあたって赤く染まってきました。
ブナの木々が語りかけてくるようです。
鳥原山も見えました。
大朝日岳も見えてきました。ここからだと手前右の小朝日岳の方が大きく見えます。
鳥原山はすぐ前に見えるのに、迂回しているのが分かります。
鳥原小屋分岐に出ると視界も開けてきました。
湿原が見えました。
道もぬかるみがなくなり、良くなってきました。
振り返ると、蔵王の山々が見えました。
紅葉も朝露にぬれてきれいに見えます。
7:32、鳥原山展望台に到着。
きょうは月山を望むことができました。
見下ろすと、さきほど登ってきた古寺鉱泉からの峰が見えます。
鳥原山から一旦、下り坂になり、小朝日岳に登ります。きょう2度目の急登となります。
小朝日岳の途中から見える御影森山方面
平岩山の向こうに飯豊連峰もはっきり見えます。
8:51、小朝日岳山頂に到着。
ここから先はコース配分が分かるので、一安心。(続く)
夏の大朝日岳 [大朝日岳]
梅雨もあけて夏到来、さてどこに登ろうかと考え、まだこの季節に登っていない大朝日岳にした。大朝日岳とヒメサユリを撮ってみたいからだ。行程を掲げるが、秋と違って強い日差しと暑さで行きに1時間、下りに30分よけいに時間がかかった。幸い、筋肉痛にはならずにすんだ。
古寺鉱泉5:02------一服清水6:23/6:43------ハナヌキ分岐6:50-----古寺山7:57/8:02------小朝日岳8:43/8:55------銀玉水9:46/10:00-------大朝日小屋10:30------大朝日岳10:47/11:02-------大朝日小屋11:12/12:00------古寺山13:51/14:01------一服清水14:50/15:00-------古寺鉱泉15:54
朝5:02分出発。すでに車は20台ぐらいあった。ブナ林の早朝は気持ちがいい。幸い少し曇っていて直射日光を浴びずにすんだ。
スダヤクシュ
モミジカラマツ
ハクサンチドリ
ヒメサユリの時期はすでに終盤だが、まだ待っていてくれたようだ。
ハクサンシャクナゲ
イワカガミ
山道沿いにもまだヒメサユリが咲いており、幸運にも雲がきれて大朝日岳が見渡せた。
銀玉水(ギンギョクスイ)に到達。ここの水は冷たくておいしい。途中に一服清水、三沢清水があり、水場にはことかかない。それぞれ味は違う。
ウサギギク
クチバシシオガマ
中岳と雪渓
ミヤマリンドウ
ハクサンフウロ
チシマギキョウと中岳
大朝日避難小屋。ここで休憩し、昼食をとる。トイレは有料だが、ありがたい。
ミヤマウスユキソウ
大朝日岳 中岳・竜門山方面
御影森山方面 小朝日岳
昨年10月にお会いした方と同じ場所(大朝日小屋)で偶然に逢い、旧知の友人に出会ったような気分になりまし。残念ながら地震の影響で柳川温泉はお休み(新しい井戸を掘削中)でした。
撮影日:2011年7月16日
秋の大朝日岳に登る(下) [大朝日岳]
ここ4年間、大朝日岳に毎年登っている。この山が好きなのは、途中、適度な間隔で水場があり、多量の水を持ち歩く必要がないこと。本山近くに避難小屋があり、トイレがあること。日帰りで紅葉が楽しめること、ルートがたくさんあることだ。
山頂付近から大朝日小屋を見下ろす
竜門山へ向かうにはこの中岳を通る
ガスは山頂付近のみ。山頂付近の紅葉は終わったようだ。テン場に人の姿があった。
大朝日小屋に再び到着。以前来たときにあった鐘がなくなっている。ここで昼食をとる。ゆっくりしたいが、3時までは駐車場に帰りたいので、11時30分に小屋を出発。
少し風が出てきた。
谷を見下ろす
小朝日岳方面は晴れて青空が見える。帰りは小朝日岳には登らず、巻き道を通る。
風がさわやかで、汗はほとんどかかない。
遠くに月山が見える
古寺山を見下ろす
ハナヌキ峰分岐。まっすぐに行けば日暮沢小屋。右に行くと古寺鉱泉。
紅葉と秋風を満喫した一日でした。登り4時間30分、下りは3時間20分。帰りは柳川温泉で疲れを癒して帰りました。
撮影日:2010年10月17日
秋の大朝日岳に登る(上) [大朝日岳]
今年は日帰り最短コースの古寺鉱泉から大朝日岳に登ってきました。
古寺鉱泉6:07----- 一服清水7:15-----古寺山7:56------小朝日岳8:51------銀玉水9:49-----大朝日小屋10:16-----大朝日岳山頂10:35~10:40-----大朝日小屋10:55~11:30-----銀玉水11:53-----古寺山13:00-----一服清水13:50-----古寺鉱泉14:50
少々寝坊をしてしまい、少しおそくなってしまった。30台ぐらいとめられる駐車場はほぼ満車状態。いあわせた人たちと抜きつ抜かれつで登りました。
たぶん食べられないキノコ
ハナヌキ峰分岐付近
周囲の山々
古寺山(1501m)に登ると青空が見え、気分爽快。
大朝日岳と中岳
古寺山から一旦下って小朝日岳を目指す。
ススキが秋の風情をかもしだす
紅葉と小朝日岳
古寺山を振り返る
小朝日岳から見た大朝日岳。竜門山付近の雲が少々気になる。
熊越を過ぎたあたりから見た小朝日岳
銀玉水(ぎんぎょくすい)で休憩。
水場に降りて、ペットボトルに補給する。
大朝日小屋に着く。
山頂付近は残念ながらガスっていて景色はよくない。風もあるので早めに下山。(続)
撮影日:2010年10月17日
紅葉の大朝日岳に朝日鉱泉から登る(3) [大朝日岳]
朝日川沿いに咲いていたダイモンジソウ
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ハクサンイチゲ
9合目付近に咲くマツムシソウ
平岩山にて
夕方、朝日鉱泉付近で出迎えてくれた花
花と標高1400m~1600mラインの紅葉を楽しめた一日でした。疲れた体を癒すため途中で温泉に入っていると、十六夜の月が上ってきました。
撮影:2009年10月4日
紅葉の大朝日岳に朝日鉱泉から登る(2) [大朝日岳]
御影森山・葉山方面(南東)___________鳥原山方面(東)
古寺山・月山方面(北東) ___________障子ケ岳方面(北)
以東岳方面(北西)______________三面方面(西)
祝瓶山方面(南西)
山頂に30分休憩。天候も良いので、予定通り平岩山の方へ向かう。(11:05)風で肌寒く、耳が冷たいので上だけゴアを着る(今年2度目の使用)。山頂から見ると楽に平岩山に行けると思っていたが、一度下ってからの上りとなり、風をよける木立ちもないため、予定通りのコースタイムで平岩山山頂に着く。
下る途中から見た大朝日岳(西からの風が強かった) 平岩山から見た大朝日岳
平岩山を下ったあたりで、木立も出てきて、ゴアを脱ぐ。このあたりは紅葉真っ盛りできれいだ。雲が出てきて大朝日岳の上空を覆ってきた。大沢峰上空は晴れ。気分は上々、こちらのコースにしてよかったと思う。ただし、アップダウンが多く、けっこうきつい。
大沢峰から御影森山(左)を見る
大沢峰や平岩山・大朝日岳を振り返る 祝瓶山のシルエットと紅葉
平岩山から近く見えた御影森山にようやく到着。長井葉山への分岐点となる。ここで休憩。御影森山から1時間15分で上倉山に到着。木立の中で見晴らしがよくないため通り過ぎ、水場で休憩した。ここからは急な坂とのことだが、梶川尾根の坂を下りたので、さほど急には感じない(でも急な坂)。遅くても5時までは朝日鉱泉に着きたいと思っていたが、15分前に到着。
所要時間は上り5時間45分、下り5時間40分。めずらしく、ほぼコースタイム通りに歩いた一日でした。花は撮らなかったのと聞かれる方がいるかもしれないが、それは明日に続く。
紅葉の大朝日岳に朝日鉱泉から登る(1) [大朝日岳]
朝日鉱泉4:50------出合(2合目)6:30-------長命水(4合目)7:40------大朝日岳10:35~11:05------平岩山12:00--------大沢峰13:00-------御影森山14:00--------上倉山15:15-------中ツル分岐16:25-------朝日鉱泉16:45
星空でまだ薄暗い中を出発。朝日鉱泉のそばから山頂がうっすらと見える。
川沿いに歩く。途中にある滝を撮りながらということで、相変わらず出だしはスローペースになってしまった。
出合の少し手前で大朝日岳に朝日がさしているのが見えた。今日は山頂からの眺望が期待できそうだ。
このような吊り橋を4つ渡ると出合(2合目)となり、出合を過ぎると急な登り坂となる。
中で涼しく、まだ汗はかかない。
小朝日岳が木立の中から見える。 振り返ると朝日鉱泉の屋根や遠くに蔵王連峰が見えた。
6合目で木立から抜け、山頂や周囲の山々を見渡す。 平岩山と紅葉(8合目付近)
尾根を歩く人と遠くに月山が見えた。 小朝日岳もうっすらと紅葉しはじめたようだ。
平岩山の向こうには祝瓶山(右)と飯豊連峰(奥)が見える。この間登ったのはあの辺かなと想いを巡らす。(9合目付近)
山頂(左)とニセピーク(右)。先が見えてきた。 小朝日岳(左)と鳥原山(右)(9合目付近から)
大朝日小屋と中岳。古寺鉱泉側からの登山者がたくさん見えた(ニセピークから)。
ニセピークから見た山頂。先ほど6合目で見たのは今いるニセピーク(たぶん)。
ようやく大朝日岳山頂に到達。(続く)
撮影:2009年10月4日
古寺鉱泉から大朝日岳に登る(下) [大朝日岳]
巻き道といっても下るのではなく、このような道を少し斜め上に横切るという感じです。
巻き道分岐を過ぎると、再び紅葉が始まります。このあたりが紅葉の上限のようです。
古寺山から振り返ると、同じ景色でも今朝とはうって変わり、光が差して輝いています。
ここからは紅葉をお楽しみください。
ここがハナヌキ峰分岐で、ちゃんと案内があったのだが、今朝はこれを見逃した。
青空と白い雲、つい数時間前は雨とは思えない天気。
合体の樹まで来ました。
こうやって、ゆっくり反対側から見るとなんとなく・・・。
古寺鉱泉に着いて時計を見て驚いた。予定より1時間のロスタイム。そんなにゆっくりしていた?・・・というわけで、あまり参考にならないので、下りの行程は省きます。大朝日岳の紅葉を満喫した一日でした。
古寺鉱泉から大朝日岳に登る(中) [大朝日岳]
この時点では、山頂も大朝日小屋も見えていた。周囲はの晩秋の気配がただよっている。
谷を見下ろすと、先日に降ったと思われる雪がわずかに残っていた。
銀玉水に着く。夏と違って、汗をかかないので、水は十分。熊越からのなだらかな稜線はここまでで、ここから坂を登る。小朝日岳をふりかえる。小朝日岳、鳥原山と遠くの山々。蔵王方面の山々。荒涼たる風景が広がる。中岳がきれいに見える。こんなところにも赤い実がなっている。小屋はすぐそこだが、ガスが覆ってきた。大朝日小屋につく。しばらくここで休憩することに。先に休憩していた方がいたが、下山するとのことで、中には誰もいない。
小屋から11分で山頂に着いたが、残念ながらガスで周囲は見えなかった。ここで、しばらく待つが、山頂は寒く、晴れそうもないので、再び小屋に戻り休憩。11時20分、下山する。ゆっくりと下っていく。銀玉水を過ぎるとガスも晴れていた。ただし、山頂は見えない。途中、7~8名の団体の方と会う。きょうは小屋に1泊するとのこと。午前中に登った小朝日岳。帰りはきれいに見えた。
熊越に到着。ここからの眺めは気持ちが良い。しばし、休憩する。(続く)